こんにちは、ほがらかです。
不動産投資家になるため日々、勉強をしています。
物件を探していると、土地情報の中に「地目」という欄がありますよね。
みなさんはこの「地目」をきちんと理解していますか?
僕は正直あんまりわからず、なんとなく「宅地」がいいのかな〜なんて考えてました(苦笑)。
そこで、きちんと勉強せねば!と思い、今回調べてまとめてみました!
みなさんも一緒に勉強していきましょう!!
というわけで、今回は「地目」についてお話しします。
地目とは?
不動産投資用の物件を探す際に「地目」は重要な情報の1つです。
「地目」とは、不動産登記法により登記官が決定した土地の用途のことを指します。
地目の基本情報
「地目」は土地の登記事項証明書に記載される情報の1つで、現在23種類存在します。
主な地目には宅地、田、畑、山林、原野、雑種地などがあります。
不動産投資と地目の関係
不動産投資において、地目は以下の点で重要です。
建築可能性
住宅を建てられる主な地目は宅地、山林、原野、雑種地の4種類です。
田や畑は地目変更を行えば建築が可能になります。
土地の用途制限
地目によって土地の使用方法に制限がある場合があります。
例えば、農地(田や畑)は農地法による使用制限があります。
固定資産税への影響
地目は固定資産税の評価基準となる課税地目の決定に影響を与えます。
注意点
1.登記地目と現況地目が異なる場合があります。
2.地目以外にも、用途地域などの法的制限を確認する必要があります。
3.投資目的に合わせて地目変更が必要な場合があります。
不動産投資を行う際は、地目を含む様々な情報を総合的に判断し、専門家に相談することをおすすめします。
地目の種類とそれぞれの特徴は?
不動産投資を行う上で、地目の知識は非常に重要です。
以下に地目の種類とその特徴を説明します。
主要な地目の種類と特徴
宅地
現在建物が建っている、または建物の敷地として使用される土地です。
不動産投資において最も一般的な地目で、住宅や商業施設の建設が可能です。
田・畑
農地として使用される土地です。
これらの地目は農地法の制限があるため、建物を建てるには地目変更が必要です。
山林
自然に竹木が生育する土地です。
開発には許可が必要ですが、リゾート施設や別荘地としての活用が可能です。
原野
雑草や灌木類が生い茂っている土地です。
山林同様、開発には許可が必要ですが、様々な用途に転用できる可能性があります。
雑種地
他の22種類の地目に該当しない土地です。
駐車場や資材置き場など、多様な用途に使用できます。
- 建築可能性:宅地、山林、原野、雑種地の4種類が主に建築可能な地目です。
- 地目変更:田や畑などの農地を宅地に変更することで、建物を建てることができるようになります。
- 固定資産税:地目は固定資産税の評価に影響を与えます。例えば、宅地は他の地目と比べて一般的に高く評価されます。
- 用途制限:地目だけでなく、用途地域の規制も確認する必要があります。例えば、第1種低層住居専用地域では、主に低層住宅しか建てられません。
現況と登記の不一致: 登記簿上の地目と実際の土地利用状況が異なる場合があるため、現地確認が重要です。
宅地、田・畑、山林、原野、雑種地以外の地目の種類と特徴
不動産投資の観点から、宅地、田・畑、山林、原野、雑種地以外の地目にも注目する価値があります。
以下の地目は一般的な住宅建設には適していませんが、特定の投資機会を提供する可能性があります。
牧場
広大な土地を必要とする事業に適しています。
将来的な開発ポテンシャルがある場合、長期的な投資対象となる可能性があります。
鉱泉地
温泉施設やリゾート開発の可能性を秘めています。
観光地近郊の鉱泉地は、将来的な開発価値が高い場合があります。
池沼
環境保護区域や景観価値のある土地として、特殊な開発プロジェクトに活用できる可能性があります。
墓地
需要が安定している特殊な不動産です。
管理や運営を行う事業として投資機会があります。
境内地
歴史的価値や文化的重要性を持つ場合があり、観光関連の事業開発の可能性があります。
公園
公共施設として利用されていますが、周辺の不動産価値向上に寄与する可能性があります。
鉄道用地
交通の要所となる可能性があり、周辺の不動産開発に影響を与えます。
学校用地
教育関連施設の需要が高まる地域では、将来的な用途変更や再開発の可能性があります。
- これらの地目は特殊な用途に限定されているため、投資リスクが高い場合があります。
- 用途変更や開発には厳しい規制がある可能性が高いため、事前の詳細な調査が必要です。
- 長期的な視点での投資戦略が求められます。短期的な収益を期待するのは難しい場合が多いです。
- 地域の開発計画や将来的な需要予測を十分に考慮する必要があります。
- 専門家のアドバイスを受けることが特に重要です。法的制限や開発可能性について詳細な情報を得ることが不可欠です。
これらの特殊な地目は、一般的な不動産投資とは異なるアプローチが必要ですが、独自の投資機会を提供する可能性があります。
地域の特性や将来的な開発計画を考慮しつつ、慎重に検討することが重要です。
不動産投資を成功させるためには、これらの地目の特徴を理解し、投資目的に合った物件を選択することが重要です。
また、必要に応じて地目変更の手続きを行うことで、土地の価値を高めることも可能です。
結論!どの地目を選べばいいの?
不動産投資用の物件を探す際、地目の選択は非常に重要です。
投資目的に応じて適切な地目を選ぶことで、より効果的な投資が可能になります。
主な投資向け地目
宅地
不動産投資において最も一般的で安全な選択肢です。
建物の建築が可能で、住宅や商業施設として利用できます。
雑種地
様々な用途に利用可能な柔軟性の高い地目です。
駐車場や資材置き場などに活用でき、将来的な開発の可能性も秘めています。
山林・原野
リゾート施設や別荘地としての開発が可能です。
ただし、開発には許可が必要な場合があります。
選択の際の注意点
用途制限
地目だけでなく、用途地域の規制も確認する必要があります。
将来性
現在の地目だけでなく、将来的な地目変更の可能性も考慮しましょう。
現況確認
登記簿上の地目と実際の土地利用状況が異なる場合があるため、現地確認が重要です。
不動産投資の目的に応じて適切な「地目」を選択することが重要です。
一般的には宅地が最も安全で汎用性が高いですが、投資戦略によっては他の地目も検討する価値があります。
専門家に相談し、総合的に判断することをおすすめします。
「地目」についてのまとめ
今回は「地目」についてお話ししました。
「地目」とは、不動産登記法により登記官が決定した土地の用途のことを指し、現在23種類存在します。
主な地目には宅地、田、畑、山林、原野、雑種地などがあります。
その中でも、主な投資向けの地目は以下の3つです。
宅地:建物の建築が可能で、住宅や商業施設として利用できる
雑種地:駐車場や資材置き場などに活用でき、将来的な開発の可能性も秘めている。
山林・原野:リゾート施設や別荘地としての開発が可能。ただし、開発には許可が必要な場合あり。
ただし、具体的な物件選びの際は、立地、周辺環境、将来の開発計画なども併せて検討することが重要ですので、一つの参考基準としていただければと思います。
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ぜひ一緒に勉強をして、不動産投資を始めていきましょう!
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